一切の妥協がない歯周病治療
- Oさん
- 40代
- 男性
- 歯周病治療、審美歯科治療
術前
術後
これまで大病したことが無く、丈夫が取り柄だと言いながらも、子供の頃から虫歯も多く、歯は自分のウィークポイントであるという自覚はありました。しかしながら、ずぼらな性格もあって、口腔内のケアは今から思えば大変お粗末なものでした。
歯周病のため歯茎は下がり、奥歯からの出血もひどくなり、何とかせねばと思い、家や職場から近く、施設が綺麗で先生やスタッフの評判も良い「ほんごう歯科診療室」に通い始めました。歯周病の進行は自分が思っていた以上に深刻だったようで、歯茎を切開して歯根を掃除する治療を受けました。術後の痛みなどで、とても辛かったですが、先生方はもっと大変だったでしょう。これからは指導していただいた歯磨きと歯間ブラシを「絶対にサボらないようにしよう!」と心に誓いました。
さらに、下がった歯茎や笑うと見える銀歯が見た目として気になっていたのと、自分が尊敬する医科の先生から口腔内の金属はできるだけ除去した方が、健康にいいと聞いていたので、これを機会に、思い切ってすべての被せ物と詰め物をセラミック製に交換していただくようお願いしました。
今後の治療計画や見込まれる費用を丁寧に説明していただき、十分納得した上で、治療を再開しました。全部で15本交換しましたが、ただ作り替えるのではなく、1本ずつ前のものを外し、そこの根管治療を完了させてからようやく型取り。1本替えるのに何回か通った事もありました。当たり前の事かもしれませんが、先生の根気と一切の妥協を許さない姿勢にはとても感動いたしました。
こうして約1年2ヵ月をかけて、全ての治療が終わりました。完璧に調整された噛み合わせで、違和感は全くありませんし、見た目もどれが自分の歯か分からないほど自然に仕上がっています。すべて終わってみて、大げさに言えば、失った自分の歯をもう一度手に入れたような感じがしています。先生、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。これで「ほんごう歯科診療室」に通えなくなるのも寂しいですし、この先できるだけ長くこの歯を使っていけるよう、貴院で定期的な歯科健診を受けながら、歯周病の再発や虫歯の予防に努めていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。